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[骨格スタイル協会本部講師 白杉端子]
20年の販売経験を活かし、骨格スタイルアドバイザーへ

2017/6/30

大手セレクトショップ「UNITED ARROWS」で20年にわたり販売員をつとめた白杉端子さん。のべ5万人ものお客様に着こなしをアドバイスしてきたという、豊富な経験と磨かれたセンスの持ち主です。そんな白杉さんの今の仕事は、骨格スタイルアドバイザー。カリスマ販売員から現職へキャリアチェンジした理由とは? 白杉さんならではのセンスアップの秘訣とは? 気になるアレコレに迫りました。

「骨格スタイル分析」との出会い

――骨格スタイルアドバイザーという仕事は、どんな経緯で始められたのですか?

白杉端子(以下、白杉):前職はUNITED ARROWSの販売員。アルバイトから入って20年くらい続けていました。そこから今の仕事に転身したきっかけは、「骨格スタイル分析」というファッション理論に出会ったからです。 UNITED ARROWSに入社した当初は、先輩みたいにおしゃれな着こなしができず毎日悩んでいました。当時は今よりも痩せていたので、「私がダサく見えるのはサイズが合っていないせいだ!」と思ってお直しもよくしていたんですが、どうやっても垢抜けないんです。でも、自分なりにいろんな服に挑戦したり、お客様それぞれの似合う服・似合わない服を客観的に見たりしていくうちに、自分にとって素敵な着こなしがどういうものか、なんとなくわかるようになってきて。周りからファッションを褒められることも増えて、仕事が前よりずっと楽しくなりました。

――こんなに素敵な白杉さんでも、ファッションに悩んでいた時期があったのですね。

白杉:ここにたどり着くまで、もう本当に試行錯誤でしたよ(笑)。ただ、子どもが生まれてから自分の中で変化があったんです。母親であることや年齢を考えて「このままの服装でいいのかな…」と不安になったり、手持ちの服が好きじゃなくなったり。そんななか、偶然ネットで見つけたのが、骨格スタイル分析。ストレート・ウェーブ・ナチュラルという3つの骨格タイプと、それぞれに似合うファッションを知ったとき、全部が腑に落ちました。「ナチュラルタイプの私がストレートタイプの先輩の服をマネしても、どうりで似合わなかったわけだ!」とか、「あのお客様にあの服がすごくお似合いだったのは、こういうことだったんだ!」とか。これまで感覚で感じてきたことが論理的に理解できて、もう目からウロコでしたね。自分にどんな服が似合うかも改めてわかり、モヤモヤが晴れました。そこから骨格スタイル分析を本格的に勉強し、より多くの方に似合うファッションを提案していくために独立。今は、骨格スタイルアドバイザー認定講座の講師をはじめ、お客様のスタイリング、アパレル関連企業様の研修などを担当させていただいています。

5万人のスタイリング経験から紐解く、センスアップのヒント

――販売員時代はお客様にどんなアドバイスをしていらっしゃったのですか?

白杉:販売員としてのべ5万人のお客様のスタイリングをお手伝いしてきましたが、その中で多かったのは、「買いにきたものが本当に必要なものとは限らない」というケース。例えば「今度ママ友とのランチ会があるから新しいワンピースを探している」というお客様に、着ていく場所や手持ちの服などをヒアリングしていくと、前に別の用途で買ったワンピースが一番素敵だという結論にたどり着いたりするんです。新しいものを買わなくても、同じ予算であの靴とあのバッグを買い足したほうがグッとおしゃれになる。そんなご提案をよくしていました。お友達とランチするとき用の服、クライアントと会食するとき用の服、子どもの参観日用の服…など、シーンごとに服を分けたり新調したりしている方は多いです。でも、シーンが違っても合わせるアイテムや着こなし方を変えるだけで、十分素敵になり得ます。もしクローゼットに眠ったままの服があったら、普段は合わせない小物を合わせてみたり、トップスをインしてみたり、丈を調整してみたり、新鮮な着こなしを試してみてください。服をどれだけ多く持っているかより、自分に似合うコーディネートの引き出しをどれだけ多く持っているかが、センスアップには大切だと思います。

「好きな服」を「似合う服」にする方法は、絶対にある!

――白杉さんにとっての「おしゃれ」とは?

白杉:好きな服を着ることこそ、おしゃれの醍醐味。好きな服と似合う服が違っても、どうすれば似合うように着こなせるか考えればいいんです。「私、ナチュラルタイプの服が好きです!」というお客様や受講生が、実際はウェーブタイプだった…なんてこともよくありますが、だからといってウェーブタイプの服を強制しようとはまったく思いません。「好き」を「似合う」にする方法は絶対にありますから、そのためにも自分の似合う・似合わないをきちんと知ることが大事だと思います。 好みとは違うテイストの服を試しに着てみるのもおすすめ。意外と周りから好評で、だんだん好きになっていくことも多いです。急激にファッションを変えるのが恥ずかしい場合は、小物から変えてみるなど自分のペースでトライしていけばOK。 好きな服でおしゃれを楽しめる女性がもっともっと増えるように、私自身も仕事の幅を広げていけたらと思っています。今後は、センスアップのための教室運営、ファッション業界の人材育成、ファッションアイテムのプロデュースなどにも挑戦していきたいですね。

【 白杉さんの
マストハブアイテム 】

販売員時代から愛用しているイタリア製のメジャーと、その日の服に合うものを選んで必ず着けるという大ぶりのブレスレット。「腕に何かしていないと落ち着かなくて(笑)。ナチュラルタイプの私に合う、エキゾチックなものや個性的なデザインを選んでいます。」

PROFILE

白杉端子 | Motoko Shirasugi
骨格スタイル協会本部講師

大手セレクトショップ「UNITED ARROWS」で20年以上にわたって販売や教育に従事し、のべ5万人の着こなしのアドバイスを行ったのち、フリーのスタイリストとして独立。お客様自身が似合うファッションを選べるようになり再現性を高めていただけるようにと、骨格スタイル分析の理論を習得し講師を志す。現在は東京都を中心に一般の方のスタイリングや、起業家のトータルプロデュース、講師業に従事。「似合う」ものだけではつまらないし、「好きなもの」だけでは素敵になれない。どう着こなせばその方が輝くかにこだわり、5万人のスタイリング経験から得た感覚と骨格スタイル分析の理論を融合させた、「好き」と「似合う」を最大限引き出すスタイリングを得意としている。