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[無印良品・スタイリングアドバイザー 安部聡美]
お客さま一人ひとりの「似合う」を見つける仕事

2017/9/26

1980年の創立以来、衣服、生活雑貨、食品など幅広い品揃えで感じの良いくらしを提案する「無印良品」。現在は、カフェなどの飲食店をオープンしたり、家づくりまで展開したりなど、もはや人生にまでコミットする存在になっています。そんな「無印良品」に実は、お客さまへ衣服の“似合う”を提案するスタイリングアドバイザーがいるのをご存じでしたか? お客さま一人ひとりに寄り添って、ライフスタイルに合わせた洋服選びやコーディネートを提案する。まるで専属のスタイリストのように、親身になって「似合う」お洋服探しを手伝ってくれるスタイリングアドバイザーのお仕事について伺いました。

さまざまな検定資格を持つスタイリングアドバイザー

――安部さんはスタイリングアドバイザーになられて3年目だそうですが、スタイリングアドバイザーになった経緯についてお聞かせください。

安部聡美さん(以下、安部):私自身、もともとファッションが好きで、アパレル系で仕事をしていまして、6、7年前に無印良品へ入りました。その後、衣料品の部署に配属されアルバイトやパートを経て、現在に至ります。
無印良品のスタイリングアドバイザーになるには、自分から立候補するか社員に推薦してもらいます。その後、外部講師の方にアパレルの基本的な接客についての研修を受け、社内試験である筆記試験、ロールプレイング、面接を経て合格すればスタイリングアドバイザーとなります。そのあとも、ファッション販売検定とパーソナルカラー検定、アロマセラピー検定も取得します。それによって衣料品のことだけではなく、生活雑貨接客時にも活かせます。またスタイリングアドバイザーには、さらにその上のシニアスタイリングアドバイザーがいて、シニアスタイリングアドバイザーになると、各検定の1級取得が必須になってきます。そうして基本的なことから、お客さま一人ひとりに接客するにあたって必要なことを勉強し続けています。

――実際の業務とは、どんなことをされているのでしょうか。

安部:簡単にいうとたくさんある無印良品の衣料品の中から、そのお客さまに一番似合って、楽しんで着ていただけるものをご提案して、お洋服選びをお手伝いしています。その中で、サイズに関するお悩みを解決したり、今年らしい色使いをピックアップしたり。探しているお洋服を見つけるのはもちろん、トータルコーディネートで提案させていただくこともあります。そこから試着していただいて、お洋服を選ぶときのポイントや、最近のトレンド、いつものスタイリングから変化をつける着こなし方などをアドバイスさせていただいています。
また無印良品ではスタイリング大相談会といって、ホームページや店舗で予約をうけたまわり、お客さまのお悩みをもとにお話を聞きながらスタイリング提案をする機会もあります。大相談会では特典がついてきたりするので、楽しんでいただけると思います。

――お客さまのお悩みとは、どんなものが多いのでしょうか?

安部:やっぱり体型カバーのお悩みは多いですね。ふくよかでも痩せていても、どんな体型であれ、必ずお悩みをお持ちなので。あとは“いつも同じ服装ばかりになるから変わりたい”とか“自分に似合う洋服が分からない”というお声も聞くことがあります。それに加えて、素材についてのご相談も多いです。現在、ファストファッションが凄い勢いで流行していますが、無印良品へいらっしゃるお客さまは“長く使えて、いいものを着たい”と考え、一つひとつじっくりと着心地や使い心地を吟味されるお客さまが多いです。

何気ない会話から、お悩みや好みを知り
一人ひとりへ「似合う」着こなしを提案する

――では安部さんは、そんなお客さま一人ひとりへ、どのように「似合う」を提案されているのでしょうか?

安部:私はとにかく、その人らしさを知るためにお客さまとの会話を大事にしています。今抱えている悩みは何か、その方の世代に似合いそうな色味はどんなものなのか。あとは、ご来店されたときに着ているお洋服を見て、それから連想する好みだったりを聞き出します。またパーソナルカラー検定などを活かして、ある程度“この人は、こんな色が似合う傾向にあるかな”と想定して提案することもあります。
私たちはトレンドやファッションだけでなく、お客さまのライフスタイルまで大切にしたいと思っているので、まずはお客さまとコミュニケーションを重ねることを心がけています。そして、その中で出てくるさり気ない一言や、いつも持っている持ち物、過去に購入されたお洋服の履歴を頭に入れながら、その方の今の気分などを探るようにしています。 例えば“何かお探しですか?”と声をかけますが、その前にお客さまの動きもさり気なく目を配っています。そこで“あのお客さまはこんなアイテムが気になっているな”とか、見ているアイテムの共通点を見つけたりするように心がけています。あとは手に取るアイテムがまったくバラバラだったら、“今日はとりあえず見に来ただけなんだな”とか、ある程度イメージしてタイミングを見計らって第一声をかけます。

――では普段、お客さまにスタイリングアドバイスするために、安部さんご自身が心がけていることや、インプットするためにしていることはありますか?

安部:やはりお客さまとお話していて出てくるのは、TVや雑誌の話が多いです。“テレビで○○さんが着ていたような”とか、雑誌で見た着こなしについて聞かれることが多いので、メディアの情報はなるべく見るようにしています。あとはSNSですね。例えばインスタグラムで人気と言われるアイテムはマメにチェックしておいて、無印良品の衣料品で当てはめられそうなものを見つけておいたり。情報は常に集めるようにしています。

――資格取得が必須だったり、普段から情報収集をされたりと忙しいかと思いますが、安部さんの今後の展望を聞かせてください。

安部:はい、現在はスタイリングアドバイザーとしてできることをやらせていただいていますが、いつかはシニアスタイリングアドバイザーにという想いがあります。もっと他の店舗でも経験を積み、さらに大きな店舗へ行ってみたいという漠然とした想いもあります。いくつも選択肢がある中で、楽しくて大好きなスタイリングアドバイザーという仕事に、これからも末長く携われたら嬉しいなと思います。

PROFILE

安部 聡美 | Satomi Abe
スタイリングアドバイザー

2011年に無印良品へ入社しアルバイトとして勤務。2014年にファッションアドバイザーとなる。

SHOP DATA

無印良品 ラゾーナ川崎店

ラゾーナ川崎プラザ1F
営業時間10:00〜21:00
問い合わせ先:044-874-8180
HP: https://www.muji.net

※施設・店舗により商品の取扱が異なります。予めご了承ください。
スタイリングアドバイザーはラゾーナ川崎店のみ在中しております。

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