LaLaport/LAZONA
  • HOME
  • SKILL
  • 自分の魅力を引き出す色彩理論、 「パーソナルカラー」とは?
SKILL

自分の魅力を引き出す色彩理論、
「パーソナルカラー」とは?

2017/11/2

自分の肌や目の色をじっくり観察してみたことはありますか? 同じ日本人でも、一見違いがないように見えて、実は一人ひとり微妙に異なった色をしています。それにともない「似合う色」「似合わない色」も一人ひとり異なるというのが、パーソナルカラーの理論。おしゃれの重要なカギとなる「色使い」について詳しく知るために、NPO日本パーソナルカラー協会理事の沼上恵里さんにお話をお伺いしました。

日本人向けに進化させた、協会オリジナルのパーソナルカラー理論

色は、人の印象に大きな影響を与えるもの。特定の色を着ると褒められたり、好きな色なのになぜかしっくりこなかったり……といった経験はありませんか? パーソナルカラーの理論を知ると、これらの経験が腑に落ちると思います。

パーソナルカラーは、1980年代にアメリカから渡ってきた理論。ただ、肌や目の色の差が比較的小さい日本人には当てはめにくい部分がありました。そこで、もともとの理論を日本人向けに進化させたものが、当協会オリジナルのパーソナルカラーのメソッド。「似合う色」の特性をより細かく分析し、誰もが納得できるように体系立てて理論化していることが特徴です。

すべての色は、色み(イエローベースorブルーベース)、明度(色の明るさの度合い)、彩度(色の鮮やかさの度合い)、清濁(色の濁りの度合い)という属性の組み合わせに応じて成り立っています。この属性を少しずつ変えていくと、人によって「似合う色」になったり「似合わない色」になったりします。たとえば同じ赤でも、鮮やかな赤が似合う人もいれば、くすんだ赤が似合う人もいるというわけですね。

この「似合う色」、つまりパーソナルカラーの傾向を4つのグループに分けたものが、一般的に最もよく知られている「フォーシーズン」分類。「スプリング(春)」「サマー(夏)」「オータム(秋)」「ウィンター(冬)」という分類方法は、聞き覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

パーソナルカラーの傾向を春夏秋冬の4グループに分類した、「フォーシーズン」分類。

パーソナルカラーの傾向は、主に4つのシーズンに分類される

「スプリング」タイプは、イエローベース・高〜中明度・清色の組み合わせが似合う人。鮮やかなオレンジレッドや、新緑のようなライトイエローグリーンなど、キュートで若々しい色が似合います。「サマー」タイプは、ブルーベース・高〜中明度・濁色が似合う人。グレイが少し混ざったようなマラカイトグリーンやスカイブルーなど、優しく涼しげな色をエレガントに着こなせます。

「オータム」タイプは、イエローベース・中〜低明度・濁色が似合う人。秋の葉のようなマスタードや、深みのあるモスグリーンなど、渋い色も大人っぽく華やかな印象になるのが特徴です。そして「ウィンター」タイプは、ブルーベース・高〜低明度・清色が似合う人。透明感のあるマゼンタやロイヤルブルーなどのはっきりした色を着ると、クールな存在感が際立ちます。

自分のシーズンカラーを知っておくことで、魅力を最大限に引き出す色選びができるようになります。「赤が好きだけど手持ちの服が似合わない」といった場合も、自分のシーズンカラーに合わせて少し深めの色にしてみるなど、似合う色に寄せていくことができるのです。

ちなみに、どのシーズンの人でも共通して得られる効果もあります。たとえば、明度の高い色は顔をぱっと明るく見せ、明度の低い色はシャープに引き締めて見せる。澄んだ色は顔の輪郭をくっきりと、濁った色はソフトに見せる、などです。色が与える印象について知れば知るほど、「似合う色」がわかることはもちろん「なりたい自分」を演出しやすくなるので、おしゃれのテクニックとして活用してくださる方がもっと増えれば嬉しいですね。

パーソナルカラーについて知ることで、「なりたい自分」を演出するための色使いまでわかるように。

個人からプロにまで浸透している、独自のパーソナルカラー検定

当協会では、「色彩技能パーソナルカラー検定®︎」を運営しています。感覚的ではなく論理的に「色の特性」や「似合う色」を学べる、当協会オリジナルのメソッドに基づいた資格試験です。暗記よりも「色を見分ける」学習に重きを置いているため、仕事や生活の中で実際に活かしやすい検定になっています。

受験いただいている方は、個人の方からプロの方までさまざま。ご自身のセンスアップのために受験される方もいれば、アパレル販売員、スタイリスト、美容師、ネイリスト、フラワーコーディネーター、フォトグラファーといった方々にも活用いただいています。検定レベルもモジュール1(初級)から3(上級)までありますので、ご自身の興味や仕事内容に合わせてお気軽にチャレンジしていただけたらと思っています。

パーソナルカラーってどう診断するの?

KIKONAS編集部スタッフのパーソナルカラーを実際に診断していただきました!

診断に使われるパーソナルカラー診断用ドレープ。
鏡の前でさまざまな色のドレープを胸もとにあてていきます。顔が明るく見えたり、黄みが強く見えたり、色による印象の変化を一緒に確認。
ドレープをあてた結果をもとに、色み・明度・彩度・清濁の観点から「似合う色」を分析。
パーソナルカラーを導き出し、リップやチークをつけて最終チェック。診断結果は「オータム」タイプでした。オータムの中でも若干ブルー寄りだったり、明度は高めだったり。同じシーズンタイプでも似合う色はまさに十人十色!
パーソナルカラーはこちらでも簡単に診断できます!

PROFILE

沼上恵里 | Eri Numakami
NPO日本パーソナルカラー協会 理事/パーソナルカラリスト

アパレルメーカーの企画デザイナーとして12年勤務後、かねてから興味のあったパーソナルカラーの道へ。また、メイクアップやヘアスタイリングの技術も学ぶ。現在は、NPO日本パーソナルカラー協会にて理事を務めるほか、個人向けのカラー&イメージコンサルティング、ファッションアドバイス、メイクレッスン、企業研修、講演など幅広く活躍中。