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骨格スタイル協会×人気アパレルブランドによるスペシャル対談 Part.2 
ー「骨格スタイル分析」で、提案力を磨くー

2017/7/14

一般社団法人 骨格スタイル協会
一般社団法人 骨格スタイル協会
一般社団法人 骨格スタイル協会

「似合う」を理論化した、「骨格スタイル分析」という考え方

「骨格」を3タイプに分類し、似合う服を理論的に導き出す「骨格スタイル分析」という考え方。 ファッション業界で注目が集まるこの理論に、人気ブランドのスタッフの皆さまも興味津々! 骨格スタイル協会の方々にご協力いただいて、それぞれの骨格スタイルについて詳しくお話を伺いました。

WEBサイトをご覧の皆さまも下記より骨格スタイルを診断できます!

白杉:菊池さんは「ウェーブ」タイプ。今着ているようなタイトなトップスで、チャームポイントの華奢な上半身を活かして見せるのが正解です。

菊池:あれこれ試着した結果、ぴたっとした細身トップスが一番しっくりきたんです。感覚で選びましたが、理論上も合っていてホッとしました(笑)。他にオススメはありますか?

白杉:肉感のない上半身がときに寂しく見えることもあるので、ディテール付きトップスを選んだり、女らしいビジューネックレスを足すのもいいですよ。胸元を盛ることで、印象がグッと華やぎます!

師岡:同じく「ウェーブ」タイプの高館さん。下半身に重心のある骨格タイプなので、ジャケットを羽織るなら、ノーカラーのツイードジャケットがいいですね。上半身がコンパクトにまとまるので、全体のバランスがうまく取れます。

高館:なるほど。でも私、もう少しシンプルな素材の方が好きなんですよね。

師岡:OK。それなら着丈の長さやフィット感にに気を付けましょう。本来ならシンプルなジャケットは、少し寂しい印象になりがちです。でも…ホラ、(向かって見て右のように)、丈が短くなるだけで、スタイルアップして見えるでしょう!

高館:なるほど!こうやって理論的に、自分の好みの素材を取り入れる事ができるんですね。

林:「ストレート」タイプの田中さんは、腰位置が高く、太ももの肉感が目立ちやすいので、すらっとしたセンタープレス入りのパンツと相性がいいです。でも、これでトップスを出しちゃうと、とたんにスタイルが悪く見えるはず。

田中:そんなことまでお見通しなんですね(笑)。おっしゃる通り、トップスをアウトで着ると太って見えるので、たいてい、ウエストをインして腰位置をマークし、全体のシルエットをIラインにするようにしています。

林:ボトム選びも着こなしもばっちりですよ。バスト位置が高く上半身にメリハリがある骨格タイプなので、トップスは、もう少しデコルテの開いたものも似合います。

師岡:井上さんも「ストレート」タイプ。ストレートタイプは首が比較的短めな方が多いので、首周りの開いたデザインを選ぶと首をすっと長く演出できます。二の腕をすっきりと見せる半袖もストレートの方にとてもおすすめです。

井上:自身の感覚を信じているとはいえ、理論上で「似合う」のお墨付きをもらえると安心しますね。今日の服装に、アクセサリーを足すとするなら何がオススメですか?

師岡:ゴールドのネックレスで縦長のIラインを強調してみましょうか。胸元が詰まったトップスを着る時は、視覚効果でスッキリと見せることもできますよ。…それにしても、皆さんさすが。ご自身に合うものをよくわかっていらっしゃる! 長年の経験で得た「似合う」を見極める感覚は、本物ですね。

「現場の感覚(経験)×理論」で、100人100通りのアプローチを

田中:「骨格スタイル分析」を学んで、「似合う」にはそれぞれ理由があるのだと納得しました。お客様の立場に立って考えてみても、単に感覚ですすめられるより、理由を教えてもらった方が合点がいく。これは実際にショップにお越しいただくお客様にも、ぜひ伝えたい!

菊池:店舗で実践するなら、まずはスタッフ自身が診断をして、骨格タイプとそれに合う服を知るべきですね。自分自身がきちんと理解していないと、お客様に心からご提案することはできませんから。また、iPadが置いてある店舗なら、KIKONASのWEBサイト上で骨格スタイル診断を受けていただくことも可能。お客様へのご提案もスムーズにできそうです。

井上:ひとつ気になるのは、診断で、好きだけど「似合わない」とカテゴライズされてしまった場合。お客様にファッションを純粋に楽しんでもらいたいと思うと、服に対する単純なときめきや、「好き」という直感的な感覚も捨てきれません。

師岡:お客様の好みを度外視する必要はまったくありません。診断ではおすすめしていない服も、素材や丈、抜け感を変えて「似合う」方向に寄せることができますよ。一人ひとりの好みに寄り添って、「好き」な服を「似合う」着こなしにスイッチしてあげればいいのです。これは、商品のラインアップを把握している店舗スタッフの皆さんだからこそ、できる提案だと思います。

林:例えば「Vネックだと見た目のバランスもだいぶ変わりますよ」といった具合に、お客様が選んだ服とは別に、素材やディテール違いでより「似合う」アイテムをご紹介するのも効果的。比較対象をつくることで、お客様自身も客観的な判断がしやすくなると思いませんか。

井上:「似合う」ものと「好き」なもの、その別々の感覚にどう折り合いつけるか…。そこに、販売スタッフのスキルが求められてくるというわけですね。

白杉:納得していただくことで、プロの意見はより強固なものになる。また、「似合う服を提案してくれた」という感情はお客様にとって、店舗へ再び足を運ぶきっかけにもつながるでしょう。

師岡:「骨格スタイル分析」は、服を選ぶ際のひとつの基準。必ずしも、理論通りのものを選びなさいと言っているわけではありません。スタッフの皆さんにとっては、ブランドの特徴や商品力をお客様に伝える有効な「武器」として、また、お客様にとっては、自分を客観視するきっかけや「似合う」服を見つけるヒントとして、活用していただけたら嬉しいです。

――皆さま貴重なお時間とお話をありがとうございました。