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ファッションディレクター野尻美穂の小物哲学
シンプル服を夏小物で盛り上げる7Daysコーデ Part.1

2017/6/30

単純ですが、「似合う」って自分が満足できる服を着ている状態のこと。いくら周りの人がかわいいって言ってくれても、自分自身が納得していないと心地よくはないですよね。そう――、結局は、自己満なんです。

自分が満足できる状態でいるために私がしていることは、自分のコンプレックスをカバーしてくれる服を徹底的に探すこと。「これがいい!」と思える一枚に出合えるまで、とにかくたくさん試着します。たとえキャミソールであっても、試着しないで買うことは絶対にありません。試着室に入ったら、前からだけでなく、横からも後ろ姿もチェック。おしゃれ、今っぽい、という“感覚”ではなく、自分の目でしっかりと見て、自分の体型に合っているかどうかが、購入するか否かの基準になります。

とにかく、試着の数をこなすことが大事!失敗しながらも、たくさんの試着を経験することで、「似合う」がわかる目を養うことができるのです。

結果、コンプレックスをカバーしてくれる服って、それほどたくさんあるわけではないので、必然的に自分のベースとなるアイテムが見えてきて、統一感のある私らしいワードローブになっていきます。私の場合は、コンプレックスである脚や腰周りをカバーしてくれるパンツを軸にした、メンズライクなファッションに落ち着きました。

基本的に服がシンプルだから、コーディネートを盛り上げる小物使いにはこだわり、いろんな味つけを楽しんでいます。

――そんな自分に「似合う」シンプルスタイルを見つけた野尻さんがこだわる小物テクニックを、7Daysコーディネートで紹介します!

ポンポン付きのかごバッグで
ガーリーをひとさじ

デニムは私にとって最愛のボトム。許されるなら毎日Tシャツ×デニムでいたいくらい好き(笑)。そんな組み合わせを、今季風にアップデートしたのがこのコーデ。ウエストにアクセントのあるTシャツ×ハイウエストかつサイドスリット入りのデニムで、ここ最近注目している“女っぽさ”を意識。足元もこれまではスニーカーやフラットシューズが多かったのですが、ヒールでフェミニンに仕上げています。大人っぽく&かっこよくなりすぎるのは、らしくないので、ポンポンがついた愛らしいかごバッグで自分らしい方向にシフト。

パンツを夏らしく軽やかに見せる
クリアシューズ

デニムの中でも、ハイウエストのテーパードタイプは今の気分にフィットしています。なんだか懐かしい感じが、かえっておしゃれですよね。これも、Day01と同じくTシャツ×デニムスタイルですが、ブラックデニムにしたことで、より女性らしい印象に。夏に黒っぽいボトムを穿いて重く見えてしまう時、クリアなビニール使いの靴や透け感の強いシアーなサングラスがあると、軽快さを与えてくれるので重宝します。この夏はこういったビニール使いの小物がたくさん出ているので、ぜひチェックしてみてください。

つば広ハットでシンプル服が
ドラマティックに

カーキ×ブラックのシックな夏のシンプルコーデ。スクエアのレザーバッグで大人っぽさをより高めて。でも、ほんのりカジュアルな装いが好きな私には、少しきれいにまとまりすぎているなと思ったので、思いきってリゾートでかぶるようなハットをON。ふだん使いがなかなか難しいつばの広い帽子も、こんな使い方なら街中になじみます。足元は肌感を表現できるビーサンに。この“抜け”が、全体をすっきりとまとめてくれていると思います。

レディライクなスカーフで
テイストミックスを堪能

メンズライクなスタイルが好みなので、ベージュのショートパンツと、袖にペイントが入ったロンTで、ストリートっぽく。エレガントなスカーフをベルトとして投入し、ギャップを楽しみます。シンプルで無地の服が多いので、柄のあるスカーフはアクセントとしても活躍。ネイビーの大きめバッグ&サンダルで重さを加え、ストリートスタイルが少年っぽく見えないようにしています。

PROFILE

野尻美穂 | Miho Nojiri
ファッションディレクター

セレクトショップのプレスとして7年間勤めた後、2016年3月末退社。2016年4月よりフリーランス活動スタート。ブランドディレクター、PRコンサルティング、スタイリング、アドバイザー、キャスティング業、自身の出演媒体など幅広く活動中。

Instagram: @miho_cocoa