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身長152cm、小柄なSサイズスタイリスト安藤眞理さんがお手本
トレンドを「似合う」に変える5つのテクニック

2017/6/30

私が思う「似合う」とは、自分の体型とキャラクターを理解し、自分になじむ服を着ていることだと思います。トレンドだから、モデルが着ていてかわいかったから、という理由で服を選んでしまうと、服だけが浮いて見えてしまうことも。いかに、自分に落とし込んで考えることができるか、が大事です。

そのためにはどうすればいいのか――。それは、客観的に見て的確にアドバイスをしてくれる友達や仕事仲間の意見に耳を傾けること、自分のことって意外と自分だとわからない部分、気づけない部分ありますよね。ときに、自分自身より、周りの人のほうがよくわかっていることってありますよね。ファッションも同じです。面と向かって「今日は素敵だね」とか、「その服、似合ってるね」と言われた時に着ていた服を、コーディネートを思い出してみてください。そういった友人たちの意見を積み重ね、このアイテムを着ていたから褒められたのかな、この組み合わせがよかったのかなと分析。そして実践。それでまた褒められたら、それが自分にとって「似合う」ものだということ。もちろん、失敗したっていいんです。トライ&エラーを繰り返すことで、「自分にはこの色、この形のパンツが似合うんだ」という確信を得られるようになるんだから。

私自身も、152㎝と小柄なので、「似合う」を追求して、たくさんの失敗をしてきました。だけれど、「安藤眞理の小柄な大人のStyle Book(宝島社)」という本を出した時、周りの人から「実はそんなに小さかったんだね。そうは思ってなかった!」と言ってもらえました。それは、自分が見出したバランスが私に似合っていたということ。そう間違ってはいなかったんだなぁと確信と自信にも繋がりました。「似合う」がわかっているから、トレンドも手当たり次第に手を出すのではなく、しっかりと取捨選択をして楽しめるようになりました。

――そんなSサイズのスタイリスト安藤さんが、小柄でもスタイルよく見え、自分に似合うトレンドを楽しむために実践している5つのルールを紹介します。

今季人気のフラワープリントのブラウス。
ハイウエストデニムに前だけインしてバランスアップ

ともすれば子どもっぽくなりがちなフラワープリントのブラウスは、黒ベース&ほどよい透け感のあるタイプを選べば、女性らしく大人っぽい雰囲気で着ることができます。ブラウスは長めの丈なので、全身バランスの調整が必要です。腰位置が高く見えるハイウエストのワイドデニムに、ブラウスを前だけタックイン。すると、今っぽさのある組み合わせながら、スタイルアップ効果も期待できます。足元はボリュームのあるウェッジソールサンダルで全体のバランス感を整えて。

注目のロング×ロングのコーディネート。
落ち感のある素材を選べばすっきり見え

丈の長いもの同士を合わせるときのこだわりは、どちらも柔らかく落ち感のある素材のものを選ぶこと。体が小さいので、ハリのある素材をもってきてしまうと、服のボリューム感に負けてしまいます。しなやかな素材なら、すっきりとした印象で楽しめるんです。ちなみに、ゴールドやシルバーなどのメタリックな質感のスカートも最近気になるアイテムですよね。これを着こなせるのは、小柄な人の特権。背の高い方が穿くとインパクトが出すぎてしまうから。背の低さを利用してぜひチャレンジしてみてください。

トレンドのロングカーディガンは
小柄なSサイズさんにぴったりのアイテム

Sサイズさんが羽織りものを選ぶなら、思いっきり長いが短いかのどちらか――。この基準で選べば、まず失敗はありません。いちばんNGなのは、中途半端な丈を選んでしまうこと。途端に全身のバランスが悪くなり、シュッとした印象とはほど遠くなるので気をつけて。インはブラックのカットソー×ブラックデニムでワントーンに。ロングカーディガンのIラインが強調され、すっきり感が後押しされます。仕上げに、レオパード柄のパンプスで全体の印象をピリッと引き締めて。

身長をかさ増ししてくれるプラットフォームシューズ。
合わせるパンツはワイドorジョッパーズ

小柄な人の存在感とインパクトを高め、身長も高く見せてくれる厚底のプラットフォームシューズはオススメのアイテム。さらに、好バランスを狙うなら、ボトムをワイドパンツかジョッパーズパンツに限定するのがカギです。もしここで、ガウチョを合わせてしまったら、もったりとした印象に…。トップスは腰位置までの短めのものを選べば、トレンドの袖コンシャスなデザインにも気軽にチャレンジできます。ロングネックレスを最後に添え、細部まで抜かりなく縦長感を意識。

カジュアルなカーゴパンツは、キレのある
ポインテッドトウのパンプスでシャープに!

背の高い方なら、カーゴパンツ×ラウンドトゥのフラットシューズでもいいけれど、Sサイズさんの場合は、足元はポインテッドトウのパンプスにするのが鉄則。小柄というだけで、カジュアルなパンツが子どもっぽく仕上がりがちだから、靴でキレのよさ、女性らしさ、リッチ感を加え、大人っぽく仕上げたいんです。特に、今季たくさん見かけるクリアなデザインのパンプスなら、より効果的! カーゴパンツの裾は、あえてラフにロールアップして、抜け感を漂わせて。

PROFILE

安藤眞理 | Mari Ando
スタイリスト

メンズ誌からキャリアをスタート、現在は女性誌・広告などを中心に活躍中。豊富な知識とセンス、飾らない人柄に、女優やモデルからもラブコールの絶えない人気スタイリスト。自身のブログをはじめ、プライベートの着こなしにもファン多数。著書「安藤眞理の小柄な大人のStyle Book(宝島社)」Part1、Part2も大好評発売中。

Instagram: @0324ma_an
Blog: https://ameblo.jp/kaikai1022/